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【新潟】新発田 清水園 [日本の景色]

にいがた庭園街道の次の目的地は新発田(しばた)。江戸時代の新発田藩10万国大名の下屋敷にある国指定名勝「清水園」へ。まずは清水園の向かい側にある足軽長屋をチェック!天保13年(1842年)築
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いざ、清水園へ。新発田のお殿様、溝口家は外様でありながら12代にわたって新発田をおさめたとのこと
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庭園までの並木道を歩くと気持ちが清められるよう
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書院から眺める回遊式庭園は、近江八景を取り入れ、庭の中央に草書体の「水」をかたどった大池泉があるとのことでしたが、水の字は確認できず・・ただ水の流れや石の配置が優雅でした
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日本庭園にススキをみると、月見をしたくなります・・・
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池の向こうに茶室が2つ
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続けて新発田でもう1つの国指定名勝「五十公野御茶屋(いじみのおちゃや)」へ。こちらは新発田藩主の別邸を茶寮にかえ造った池泉廻遊式庭園で、ここの池は「心」の字をかたどっているとのこと。
松の木も日本庭園も素晴らしいですが、何故かこの茶屋で一番心惹かれたのは、入り口に植えられた素朴な柿の木でした。
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新発田で最後に立ち寄ったのは、新発田城(100名城)。廃藩置県の後多くが取り壊され、今は表門と旧二の丸隅櫓があります。新発田城から自衛隊敷地が見えてびっくり。お城の敷地が自衛隊の駐屯地になっていました。
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この日のお昼は新発田駅近くの鮨和食ながしまにて。美味しかった!
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【新潟】北方文化博物館 [日本の景色]

新潟庭園街道へ - 手付かずの日本の美がここにある- と書かれていた冊子にくぎ付けになって、新潟に行ってきました。前々から訪れて見たかった村上に至る街道、まずは北方文化博物館へ。
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「豪農の館」と呼ばれる大きな敷地と建物、新潟を代表する大地主伊藤家の本宅は、国の登録有形文化財。農地解放で解体されるところを調査にきたライト中尉が伊藤家当主と同じペンシルバニア大学出身で、文化財として残していくことに大きな力となったとのこと。四季折々の庭を眺めるゆったりとした空間です
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お庭を眺めていると、バランスよく配置された石、植物、その上に空が広がって鳥のさえずりが聞こえてて・・・また違う季節に来たい、ゆっくりしたいと思いました
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豪邸の中はびっくりするくらい広い
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今の台所は整然としていますが、実際に伊藤家の人々が暮らしていた明治なかばには家族のほかに60名くらいの使用人がいたとの記述もあり、賑やかだったことでしょう
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座敷には何日も続いたと思われる結婚式の食事メニューがかけらていました。今、昔の続け字を勉強中で興味深い
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豪邸の裏側にはいくつか古民家が移築されているほか、資料室や茶室も見どころがたくさん
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季節のはざまに咲いてくれていた花
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邸内には見事な藤棚や蓮池、桜の木々があり、それぞれの季節は本当に天国のように違いない
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本当に、庭園だけでなく、北方文化博物館全体が、期待以上の内容でした!
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